But Beautiful
1974年のビル・エバンスのツアーにスタン・ゲッツがゲスト参加した時の録音でメンバーはエディ・ゴメスとマーティン・モレロ。
二人の共演は、5回程行なわれている様だが、アルバムとして残されているのはこの他1964年の
スタン・ゲッツ&ビル・エヴァンス+5である。
スタン・ゲッツはクール派を代表するサックス奏者であると共に、ボサノバ奏者の第一人者としての評も高く、また共演者も多く1963年にはジョアン・ジルベルト、アントニオ・カルロス・ジョビンと共に
ゲッツ/ジルベルトを発表したり(グラミー賞4部門を受賞)チック・コリアとも共演している。
一方エバンスも当事インタビューなどで"最も気になるミュージシャン"としてスタン・ゲッツの名を挙げており、二人の共演は決して多いとは言えないが、とても息の合ったプレイを聞かせてくれる。
選曲もBut Beautiful,Emily,Funkalleroなどエバンスが良く演奏するナンバーやオリジナルが多く聞きなれた曲をスタン・ゲッツのサックスで聞くと新鮮で良い、
というかサックスというとてもHOTな楽器でエバンスの様にクールにプレイできるスタン・ゲッツのうまさに感動!!
一番好きなのは一曲目のGrandfather's Waltz かな