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Duke Ellington & John Coltrane
Duke Ellington & John Coltrane
Duke Ellington & John Coltrane
Duke Ellington w,John Coltrane

あのデューク・エリントンとジョン・コルトレーンの共演盤である。

前作のバラードと同じくプロデューサーボブ・シールの発案で制作されたもの。

完全主義者で何度もリテイク繰り返すコルトレーンのレコーディングは時間が掛かる為、採算が取れなかったそうで

天才音楽家であり現実主義者の"デューク・エリントン"と共演させれば、音楽的な融合発展はもちろんの事、コルトレーンの迷いを解決しレコーディングもスムースに行なわれるだろうと考えたらしい。

選曲は、デュークの往年のレパートリーが中心で、コルトレーンは敬意を表しそれらの曲を忠実に演奏、これがまたすばらしい!!

長年デュークのバンドに在籍していたジョニー・ホッジスも、コルトレーンを絶賛し、レコーディングもデュークの意向により全曲ワン・テイクで終了とまさしくプロデューサーの読み通りとなる。

個人的には"デューク・エリントン"と言えば"A列車で行こう"を始め数々の名曲を生み出した楽団のリーダーというイメージが強く、この作品で初めてピアノ演奏を聞いたんだけど、むちゃくちゃ良いですね一曲目の"In A Sentimental Mood"のイントロは鳥肌ものです。
author:右山裕介, category:John Coltrane, 12:46
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